布田崖線緑地(ふだがいせんりょくち)こと「凸凹森」は調布市上石原2丁目に
あります。
緑地に沿って府中用水が流れています。今では護岸工事が施されていますが、昭和30年代頃までは子どもたちがハケ下の小川で小魚を捕ったりして遊んでいたそうです。
下の写真は、古くから住んでいる地域の方に見せてもらったものですが、当時は崖のあちらこちらからきれいな湧き水が小川に流れ込んでいたといいます。少し上流の水車橋の近くにはワサビ田があったそうですが、凸凹森の辺りは深くなっていて葦が茂っていたそうです。(下の写真は、昭和29年 水車橋下での水遊び)
現在の緑地は埋め立てられてできた場所なのでしょうか。
とても古い航空写真があります。「三小」にプールがあることと、校庭に人文字があることから20周年行事の記念だとすると、1968年の写真でしょうか。
この写真の、凸凹森の周辺をよく見ると、森部邸や真木邸の建物があるのがわかります。通りを挟んで東にある森は「若宮八幡神社」です。
庭が広く、森部邸の府中用水に沿って植えてある庭木はまだ小さく、真木邸の方がこんもりとした感じですね。